綿テントについて

 

綿テントについて~コットンテントを選ぶメリット~

綿テントは天然素材の綿を使用したテントで多くがポリエステルとの混紡生地になっています。コットンの心地よい手触り、スタイリッシュで上質な質感とポリエステルの軽さや扱いやすさの両方の利点を取り入れた理想的な生地です。

夏は涼しく冬はあたたかい、燃えにくいのでテントの下で料理も出来る、質感が良くお洒落ということで近年すます人気が高まっています。


綿テントの耐久性~実は初心者キャンパー向き~

同じ環境でポリテントと綿テントを比較したとき、綿テントは品質が低下する速度がきわめて遅いです。
実際にはピッチング時の張力(テントに加えられたテンション)に応じて品質低下の速度に差が生じることがあります。
また、燃えにくく難燃性に優れていて実はキャンプ初心者でも取扱いがしやすいのが特徴です。
 
シーズニングについて~綿テントのユニークな特徴~

綿生地は初期の製作時に組織が不規則に形成されていてテントの初めての使用時に水漏れが生じることがあります。
このため、「シーズニング」という過程を経なければなりません。
雨に濡れて乾く、これを何度か繰り返す過程で生地組織は収縮と膨張を繰り返します。
これをシーズニングといいます。これにより生地の組織がより密になります。
水の粒子よりも生地組織がより密になり髄膜が発生し、やがて漏れ現象が起こらなくなります。
#現在は糸に直接撥水加工をしているため、あえてシーズニング過程を経なくても漏れ現象はほぼ起こりません。

生地選びの目安~キャンピングカンのテントは生地の良さを最適化した割合~

●T/Cは綿混紡、GSMは生地の厚さをあらわし数字が高いほど厚い生地になります。
しかし生地が重くなるなど厚くてメリットばかりがあるわけではありません。製品のサイズによって生地の重さに差が生じます。
キャンピングカンのテント生地の綿混紡の割合は綿35%ポリ65%であり通気性と撥水力を確保しながら張力も最も良い割合を採用しています。
そしてGSMは300で一般の綿テントより厚く、このため風合いの良さと質感のあるしっかりした仕上がりのテントになっています。
 
結露現象について~優れた通気性により快適さをキープ~

アウトドア製品を使用するにあたって結露現象は気になるところです。
そして綿テントにも結露現象が生じます。
ただコットンは通気性が良く留まっている湿気を外へ排出させるため結露現象をほぼ感じさせません。
この点は通気性が悪く結露がよく発生するポリエステルテントと比べると大きな違いがあります。

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